缶詰ってワンダフル!

カンダフルプロデューサー、鈴木正晴です。

2020年、コロナ禍で生まれたニッポンイチの缶詰売り場、「カンダフル」。

缶詰ってワンダフル、縮めて”カンダフル”!

災害大国ニッポン、缶詰は災害のたびに、備蓄食として注目を集めます。

東日本大震災をきっかけに生まれた「きぼうの缶詰」

しかし、缶詰の魅力は、「長持ち」して、「ふたを開ければ手軽に食べれる」、ただそれだけじゃありません。

◎缶詰の魅力

→構造的に加熱・加圧殺菌が施されていて、保存料などが入っていないこと。

→魚なら骨まで丸ごと食べれて、健康によいこと。

→SDGsが叫ばれる昨今。缶はリサイクル可能。また、缶詰にすると長持ちするので、フードロス・フードウェイスト対策としても注目されています。

→そして何より美味しい。

ひと昔前は「安かろう・悪かろう」、ちょっと質の劣る魚を缶につめてるだけでしょ?

そんなイメージを持たれがちだった缶詰ですが、ニッポンのモノヅクリへのこだわりはすごい!お刺身にする魚をそのまま缶詰にして味を追求したり、缶に詰めるからこそ柔らかくおいしく食べれる肉料理の開発を行うなど、「缶詰職人」の「おいしさの探求」は、この10年で缶詰のクオリティを格段にアップさせました。

ニッポンのモノヅクリ!オソルベシ!

そのまま食べるもよし。ちょっと手を加えて、アレンジするのもまた楽しい。

コロナ禍で外出もままならない中、ちょっとだけ食卓を楽しくしてくれる。

そんな缶詰を使った「缶詰ライフ」を提案するのが、「カンダフル」です。

◎移動販売から始まった。

缶詰の魅力を伝えよう!

そう考えて、秋葉原の食料品店の中に場所を借り、2020年9月に缶詰専門コーナーを作りました。

しかし世はコロナ禍。日々日々感染者数が増え、来店してくださるお客様はどんどん減っていきます。この状況で、どうやってお客さんと接点を持っていこう。考えて考えて、出した答えが、

「来ないなら、行っちゃおう!」

そして生まれたのが、缶詰と夢と希望をたくさん詰めたこちらの車。「カンダフルカー」!

カンダフルカー出動!

たくさんの方々に、全国のローカル缶詰の魅力を発信する。そのことだけを考えて、いろんな場所に出没し、たくさんの出会いを積み重ねてまいりました。また、全国の本屋さんや百貨店さんなどに「出張」し、缶詰の魅力を発信してまいりました。

そしてついに、2022年3月24日、東京・JR新橋駅構内に、初のカンダフル直営店をオープンいたしました!

◎缶詰の魅力を、発掘・発信!

缶詰には、作り手の思いがギュッと詰まっています。

この缶を開けて食べてくれた人が、ちょっとだけ幸せになってくれればいい。

知らない誰かが、知らない土地で、この缶詰を食べて、おいしい!と叫んでもらいたい。

自分の地域のことを少しでも知ってもらうために、土地の食材を食べてもらいたい。

そう、缶の中には、作り手の「夢」と「希望」が詰まっている。

缶詰で全国の作り手と全国の使い手がツナガル。そんな出会いの場を作っていきたい。

そんなことを日々、真剣に考えております。

愛媛県での販売スペース

缶詰にまつわるよもやまばなし。

このブログでは、「カンダフルの缶詰活動」のよもやまばなしをつづっていきたいと思います。

例えば。和歌山県の梅干し農家と組んで缶詰を作ってみる。その奮闘記とか。(夢想)

例えば。飲食店さんとコラボして作る新しい缶詰についてとか。

例えば。新橋のお店で起こった缶詰事件とか。(なんだそれは)

蓋を開けるまでのわくわく感と、

開けてしまったちょっとの罪悪感と、満足感。

中身を口に運ぶまでの期待感と、食した時の幸福感。

そう、缶にはたくさんの感が詰まっています。

そんな”缶”の”感”を、皆さんと分け合ってまいりたいと思っております。

どうぞよろしくお願いいたします。

カンダフルプロデュサー 鈴木 正晴 拝